河口湖に来る前は、家族でよくオートキャンプに出かけた。
河口湖の隣の西湖や本栖湖、八ヶ岳や信州など、カヌーに適した湖を求め、その湖畔でよくキャンプをしたものである。
しかし17年前にこの地にやってきて、「オートキャンプ」はほとんどしなくなった。なぜなら、日々の暮らし自体が「オートキャンプ」みたいなモノで、もちろんキャンプしなくてもカヌーには毎日乗れる。
が、「オートキャンプ」はしなくなったが、バックパックを背負って、山の中でテントを張る場合もあるし、「LittleGuy」を引っ張ってキャンプをすることもある(まあこれは「オートキャンプ」と言えるだろうな)、さらには車中泊をすることだってある。
要するに、自分自身のアウトドア・スタイルが、より多様になった、ということである。
ところで我が愛車FJクルーザーは、見た目のわりには車内が狭い。「狭い」という表現は些か語弊があるかもしれないが、オフロード走行のパフォーマンスを維持する為に、ホイールベースが短く設定されており、ラゲッジスペースのストロークが短い。だから後部座席を倒しても、足をまっすぐに伸ばして眠ることが不可能だ。

で、あれこれ悩みながら、ホームセンターに行って木材などを購入し、手作りで車中泊用のベッドを作ってみた。で、実際に寝てみた。
うーん、わりと快適だ。が、なにかと細かい不便も感じる。
ご存知のようにFJの前後のドアは観音開きになっている。で、内部から後部座席のドアを開けようとすると、まずは前部のドアを開けなければならないので、夜中にトイレに行きたい時など、車内で格闘をすることになってしまう。
どうすりゃいいんだ?・・・なんて悩んでいたら、あるイベントで、FJクルーザーのカスタムベッドを作っている人と知り合った。
その人とはオフロード界では有名な「サンライズマッキー」の鈴木氏である。
「サンライズマッキー」ではオフロード車のサスペンションやマフラーのカスタムを主に手がけているが、鈴木氏自身がアウトドア好きで、なんとかFJクルーザーで車中泊ができないものかと悩み、商品化したようである。
だからよく考えられている。ボクの自家製のベッドとは大違いである。
まずはベッドフロア自体が3分割でき、後部座席に人が乗っていても積むことが可能だ。次にそのベッドフロア自体が適度のクッションを持っており、下にベッドパッドなどのクッションを敷く必要がない。さらにはそのベッドキットと共に、リアドアが内部から開閉できる(オリジナルは内部からドアを開けることが不可能)カスタムもセットになっているので、夜中に格闘しないで外部に脱出できる。そして特筆すべきは、一人用と二人用のベッドキットが売られているのだ。
さすがにプロの作るモノは違う。
と言うことで、さっそく付けてもらった。
で、ついでにパパっと、あるカスタムもしてもらった。
おっと長くなるので、そいつは次回に譲ろう。

「サンライズマッキー」の鈴木氏は、ご長男と一緒にカスタム・ファクトリーをしている。この日も我々がランチをしている間に、ご長男がカスタムを施してくれた。
父と息子で一緒に仕事ができる幸せ。羨ましい。