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スローライフVo.25/「第1回 ジャングルアイス」リポート


 例年より早い梅雨明けを迎えた7月初旬の暑い日曜日、記念すべき「第1回 ジャングルアイス」が、本栖湖や青木が原樹海を舞台に開催された。
 この大会は、ボクが率いる「河口湖マッスルクラブ」と、雑誌「ターザン」の企画で、いろいろなアドヴェンチャーレースに参戦している「チームターザン」が、練習会形式で親善試合を行おうと云う試みで、その他にも我々のレース仲間も加わり、12組、24名の選手が、富士五湖地方の豊かな自然の中を元気に駆け回った。
 レースは2,5キロほどのトレイルランの後、MTBに跨り、樹海の中を疾走するステージからスタートした。そして「ジャングルアイス」のネーミングの由来とも言えるべく、洞窟でのラッペリング。洞窟の中には、この猛暑にも関わらず、大小、様々な氷柱が静かに立ち並んでいる。
 選手たちは洞窟内の氷点下の世界から、再び、地上の酷暑の中に飛び出し、MTBに跨り、次のステージ、マウンテンランのコースへ。本栖湖から烏帽子岳、パノラマ台へと駆け登ると、眼下には精進湖や冨士の雄大な景観が拡がる。
 6月に開催された「ラウンド冨士」はあいにくの雨だったので、(バックナンバー前号参照)選手たちは十分に景色を堪能することができなかったが、この日はすべての選手が、パノラマ台からの眺めを楽しんだようである。
 そしてそこから一気に本栖湖の対岸へと駆け下り、最後はカヤックに乗って本栖湖を縦断してゴールだ。
 中央の写真は樹海のトレイルにおいて、2度のパンクと云うアクシデントを乗り越え、2位でゴールを果たした我が「河口湖マッスルクラブ」の精鋭チーム、西村、皆川両選手のゴール時の雄姿である。
 記念すべき第1回大会において、1位と3位を奪取したチームターザンの選手たちの成績も素晴らしいが、2位、4位、5位と奮戦した我が「河口湖マッスルクラブ」の面々の活躍ぶりも、胸を張って誇れる立派な成績であった。
 ボクは10年間、このようなアドヴェンチャーレースのプロデュースを続けてきたが、その中でも、順位や結果に関係なく、すべての選手が本栖湖周辺の自然の美しさに感動し、このレースを心から楽しみ、爽やかな友情を育んでくれたことが、なによりも強く印象に残るレースであった。
 表彰式の後は、ラップやBMX,それにヒーリーズ(ローラーシューズ)を使ったパフォーマンスも行われ、会場をおおいに盛り上げてくれた。
 そして優勝した「チームターザン」松井、藤田両選手には、「ボルヴィク」やサロモンの賞品と共に、エアブラシのアーティストである、ビル・ホール氏の手によって即興で描かれた「ジャングルアイス」のキャップも贈られ、この大会に華を添えたのであった。
 朝の5時から昼過ぎまで、樹海の中や湖畔で、選手たちをサポートしてくれたボランティア・スタッフの皆さん! 本当に有難うございました。選手の皆さん! 熱い感動を有難うございます。
 そして「ジャングルアイス」や、我々の様々なアウトドア活動に深いご理解と、温かいご支援を頂いた、「ボルヴィック」キリンMCダノン・ウォーター、素晴らしい賞品を提供してくれた「サロモン&テーラーメード」、表彰式でのパフォーマンスをプロデュースしてくれたAGの江見氏、それにチームAGのパフォーマーたちに、深く感謝したいと思います。
   


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