
念願の東京マラソン。その大きなレースで、生まれて初めて足が前に出ないという状況に陥りました。足底筋膜炎の発症、長距離の練習不足、ペース配分のミス・・・。多くの原因が私の足を止めてしまったのです。
レース後、しばらくは「私にはフルマラソンは向いていない。もうやめちゃおう」なんて、諦めかけましたが、この悔しさを克服しないままやめてしまったら、一生後悔すると思ったので、きちんと指導を受け、一から出直そうと考え直したのです。
そこで旧知の仲であり、私に走るきっかけをくれた木村東吉夫妻に相談をしたところ、東吉さんがトレーナーとして指導にあたってくれるという返事を頂きました。
4月11日、快晴。
河口湖の東吉さんのオフィスでカウンセリングを受け、秋までの約半年間で4時間に限りなく近いタイムで完走…という目標を掲げ、さっそくトレーニング開始。
自分で自分の限界すらも知らずに走る無謀ランナーなので、初日の今日は、最高心拍数や心拍数の推移、現在の実力などを確認します。
一周10キロの西湖を走ったのですが、前日咲いたばかりの桜と、きらめく湖面を眺めながらのウォーミングアップは快適で、「毎日こんな環境で走れるなんていいねー」なんて思っていたのも束の間、東吉さんはグングンとスピードを上げていきます。
なんとか頑張ってついていくものの、徐々に呼吸が速くなり、苦しくて腕が上がり、足並みが乱れます。気が付くと私の心拍数は184まで上がっていました。
こんな苦しいことは一人では絶対にしようとは思いませんが、トレーナーがいるからこそ可能なことだと思います。
「42.195キロの長距離を4時間で走ろうと思ったら、持久力とスピードの両方を鍛えないといけない。」と東吉さんは言う。
そうです、甘くはないのです。
これまでの私の練習は甘すぎました。正しい練習法を身につけなければ記録も伸びないし、体を痛めてしまうということを実感しました。
10キロをなんとか走り切ると、フルマラソンのゴールに似た満足感がありました。
「できる。きちんと練習を積めばきっとできる」そう思えた瞬間です。
次回に会うまでのプログラムを東吉さんに組んでもらい、いよいよスタートです。
今は久しぶりに自分磨きに燃えています!!
(戸津川美恵子)









