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photo 2002年8月○日 ■ ■ ■ ■ ■

  「佐渡島でなにか面白いアウトドア・アクティヴィティができないか?」
 佐渡島出身の友人の依頼で、現地リサーチに向かったボクは、とりあえず佐渡島伝統的文化の代表とも言える、「たらい舟」に乗り込むことにした。
 「佐渡」と言えば「たらい舟」、「たらい舟」と言えば「佐渡」。
 で、やはり「たらい舟」に乗るのには、それなりの装いをしなければならない、という事でスゲ笠を被せてもらっているところ。
 正直言って、多少、恥ずかしい場面だが、モデル現役時代には、これ以上に可笑しなカッコを幾度となくこなしてきたので、これならまだまだ許せる範囲である。
 ボクは意気揚々と「たらい舟」に乗り込んだ。

photo 2002年8月○日 ■ ■ ■ ■ ■

 ところが…  難しいんですよ! この「たらい舟」の操作が!
 最初は「なーんだ…シングルブレードのパドルじゃん! これなら我が愛艇のオールドタウンと同じ! 楽勝!」なんて、感嘆符だらけでタカを括っていたら、とんでもない思い上がり。
 まったくパドリングの方法が違う。
 船の前部で、パドルを垂直に水中に没し、「8の字」を描くようにし前進するのだが、これがなかなか進んでくれない。
 かつてはこの「たらい舟」で、佐渡の海女達は漁に出たと云うが、いやあ…参りました。ゴメンナサイ。

photo 2002年8月○日 ■ ■ ■ ■ ■

 佐渡の友人のオジサンが、佐渡島西南に位置する素浜海岸で、「ホテル・ジャマイカ」と云う名前の貸し別荘を経営していると言うので、そこを訪れてみた。
 佐渡で「ジャマイカ?!」なんて思っていたが、素浜海岸は我々が抱いている、一般的な日本海のイメージとは少し違い、白い砂浜が4キロも続く美しい海岸で、貸し別荘の高台から見下ろすと、南国ムード溢れる景色が広がっている。
 ビキニ美女とシャンパンでも飲みながら、ホロ酔い気分でジャクジーに浸かり、夕陽の沈み行くビーチを眺めていたら、ジャマイカ気分に浸れるのかもしれない。
 次回はビキニの似合う美女を伴って、佐渡を訪れてみたいものである。


photo 2002年8月○日 ■ ■ ■ ■ ■

 新潟本土からフェリーを使えば2時間20分、ジェットフォイルでちょうど1時間、セスナのフライトでたったの20分で佐渡島に到着する。
 今回の旅は時間の制約があったので、セスナで往復したが、佐渡島は東京からかなり近いように思える。
 ジェットフォイルを使用すれば、一泊二日でも充分に楽しむことができるだろう。
 今回はワンダイヴだけ佐渡の海中を探索したが、透明度といい、マクロ系の海中生物の豊富さといい、ダイヴァーにとってはいろいろと楽しめるポイントが点在する。中でも巨大なコブダイに出会えるポイントは、ダイヴァーの間ではかなり有名な存在で、次回は是非とも、ボクもコブダイ・ウォッチにチャレンジしたいと思っている。
 当然のことながら新鮮な魚介類が豊富で、酒も美味い佐渡島。
 アクティヴィティもアフターも、かなり充実アイランドである、と言えるのだ。


photo 「今月のお勧めのエクイプメント」 ■ ■ ■ ■ ■

 今回のお勧めは、セーリング・クルーザー乗船時には必須アイテムである「デッキシューズ」。
 デッキシューズの大きな特徴はそのソールで、デッキ上で滑らないように、小さな波状にカットが入ったアメゴムを用いているが、小さくカットされているので、小石などを挟み込むことはない。よって多少、砂地や岩、あるいはコンクリートの道を歩いた後でも、デッキの木部を傷つけないような配慮がなされている。
 この「NAUTICA」のデッキシューズは、そういったソールを採用しているのはもちろんの事、ハイクオリティな防水加工が施してあり、アッパーにバックスキンを採用しているのにも関わらず、海水などのシミを残すことなく綺麗に乾いてくれる。素足で着用しても蒸れる事もなく、ボクが船上でもっとも愛用するシューズとして重宝している。
 現在「NAUTICA」では、シューズの販売から一切手を引いてしまったと聞くが、このような優れた商品は、今後も続けて製造して欲しいものである。



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