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2003年3月○日
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昨年から続いている、UHF局系のアウトドア番組の収録もいよいよ千葉が最終回。
千葉の鴨川に住む写真家エドワード・レビンソン氏に、カメラの原点とも呼ぶべき「ピンホール・カメラ」の楽しみ方をご紹介いただいた。
日本古来の文化をこよなく愛するエドさんは、宮大工が建てた古い純日本建築の家にアトリエを構え、ピンホール・カメラで捉えた日本の風景を、様々な媒体を通じて発表している。
「我々は125分の1のスピードで、日頃、モノを観ているのではない」というエドさんの、優しいスローライフへの提言が、深く心に残った取材であった。
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2003年3月○日
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番組収録の最後では、館山の海を背景に、今回の番組6回分をそれぞれ振り返った。
かつては家族揃ってよく海外に取材に出かけたが、子ども達とこうしてじっくりと、関東近郊の自然を訪ね歩いたのは初めての経験である。
殆どの取材が、金曜日の夜に自宅を出発して、日曜日の夜遅くに戻って来ると云うパターンで、かなりハードなロケ・スケジュールだったが、子ども達も頑張って良く協力してくれた。(もちろん執拗にアルバイト料を請求されたが)
彼らもいろいろな経験が出来て楽しそうだったが、みんな本当にお疲れ様でした。
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2003年3月○日
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主婦向けの雑誌「Saita」のアウトドア・クッキング特集の取材で、神奈川県真鶴の海岸沿いにあるキャンプ場を訪れて料理の撮影。
河口湖にはたっぷりと雪が残っているというのに、2時間も車を走らせれば、こんなに薄着で撮影していても平気なくらいに暖かいなんて・・・。
この日のカメラマンは以前、他の雑誌で連載を担当して頂いていたカメラマンで、我々家族とは旧知の仲。
久々に子ども達に会って、その成長振りに驚かれていたが、本当、ヨソの子どもの成長って、驚くほど早いんだよねえ・・・
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2003年3月○日
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長女のボーイフレンドが我が家に遊びに来た。
彼女は今現在、高校1年生で、同じ学校の先輩と交際している。彼はこの春、卒業予定で、我が家で卒業祝いをしようということになった。
昼間は近所のスキー場でスノボを楽しみ、夜はボクの手料理、そして食後は家族みんなでカラオケとフルコースである。
あー・・・でもこうやって娘のボーイフレンドと一緒に過ごしていると、自分がいやに老けたような気がするなあ・・・
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「今月のお勧めエクイプメント」
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今月は「Arc`Teryx」のワンショルダー・バッグ「Quiver」を紹介しよう。
カナダのアウトドア・ブランド「Arc`Teryx」は、本物志向を目指すアウトドアーズマンにはとても魅力的な存在だが、とくに機能性と耐久性の高いザックを数多く販売しており、その評価はかなり高い。
今回紹介するワンショルダーの「Quiver」。背負い心地が抜群で、ツーショルダーのデイバッグと比較してもなんの遜色もない。
しかもワンショルダーの最大の特徴である、バッグの中身の出し入れがとてもスムーズで、ほんの少しスライドさせるだけで、背負ったまま、簡単にメインとサブのポケットにアクセスできるのだ。
フロントパネルにはポールやスコップ、それにピッケルなどが装着できる堅牢なクリップが付いており、ファスナーは完全防水となっている。
ハイドレーションにも対応できる仕組みになっており、スノボ、マウンテンバイク、並びにエンデューランス・ラン等、あらゆるスポーツに、季節を問わずに使えるのである。
11リットルの容量で、ザック本体の重量は740グラム。
どこにでも連れて行きたくなる、優れたザックだ。
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