|
2004年3月○日
■ ■ ■ ■ ■
伊豆の幕岩公園は、我々にとってはフリークライミングのメッカとして馴染み深いが、一般的には梅の名所として有名だ。
2月中旬から3月中旬にかけての1ヶ月間、色鮮やかな梅を愛でようと、多くの観光客で賑わう。
少し足を伸ばして熱海まで行けば、早咲きで有名な「河津桜」も満開で、(3月の「フォトギャラリー」のコーナーでも紹介)この辺りでは一足先に「春」を満喫できるのだ。
幕岩から熱海へと向う途中の道端にある無人売店で、6個入りのミカンが100円で売られていた。
ハンドルを握りながらも早速頬張ると、口の中一杯に、甘酸っぱい果汁が拡がった。
なんだかとても得した気分になった。
|
|
2004年3月○日
■ ■ ■ ■ ■
ボクの生まれ故郷は大阪で、そこで二十歳まで暮らした。
その後、16年間を東京と横浜で暮らし、あとの9年間を今現在の住処である河口湖で過ごしている。だから大阪で過ごした時間よりも、その他の地域で、より多くの時間を過ごしたことになるが、大阪がボクの故郷であることには変わりはない。
ここ数年は大阪に帰っても、ミナミの街などをゆっくりと歩くこともなかったが、先日、久々に夜のミナミの街を歩いてみた。
昔から見慣れた道頓堀のネオンサインをカメラに収めてじっくり見ると、15以上の企業広告の中でも、やはり「グリコ」の電飾広告が一際、強く目を惹く。
それにしても、この広告はボクの幼い頃から、つまり40年近くも、この場所にあるのだが、その他の企業の電飾広告がいつからあったのか、ボクの記憶の中ではとっても曖昧。
これってすごい宣伝効果!?
|
|
2004年3月○日
■ ■ ■ ■ ■
「河口湖マッスルクラブ」のメンバーの一人がお医者さんで、彼は病院内の仲間を誘い入れて、独自のランナーズチームを結成している。
で、彼らのチームが駅伝に参加することになり、その助っ人として、2区4,8キロ区間を走ることになった。
今の季節は一年の内でもっとも走りこみが少ない時期で、決して本調子ではなかったが、タイムは19分と、1キロあたり4分を切るまずまずの記録。
なんとか助っ人としての面目を保ったのであった。
|
|
2004年3月○日
■ ■ ■ ■ ■
中央高速「双葉」から東名高速「清水」まで、判りやすく説明すると、山梨県の甲府から静岡県の駿河湾まで、一気に高速道路で繋げてしまおう、と云う構想が「中部横断自動車道」である。
その道路の活用性を調査する「中部横断自動車道の有効活用に向けた基礎的調査の懇談会」と云う、大袈裟かつ長ったらしい名前の懇談会のメンバーに選ばれ、昨年から会議に出席していたが、この日は現地視察ということで、完成したばかりの「白根IC〜南アルプスIC」3キロほどを実際にバスで走り、その後、まだ開通していない(正式開通は3月20日)高速道路上に降り立つ。
車が一台も走っていない高速道路の真ん中に立つと云う、ボクの一生に一度あるかないかの貴重な一瞬。
さてこの高速道路が本当に有効活用されるのかどうか? おそらくその答えは、少なくともボクの生きているうちには出ないだろうなあ。
|
|
「今月のお勧めエクイプメント」
■ ■ ■ ■ ■
ここ数回、アウトドア・グッズの紹介が続いたので、今月は久々にお気に入りのCDを紹介。
アメリカには様々なジャンルの音楽があるが、CCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)もその中のひとつ。判りやすく云えば賛美歌みたいなものだが、実際に聴いてみると、日本のクリスマスに耳にするようなそれとは一味も二味も違う。イヤ、まったく別モンだと言ってもいい。
で、グラミー賞を5回も受賞したエイミー・グラントが、この分野出身のシンガーだってこと、皆さんはご存知でしたか? ボクはこのCD「Legacy」を手にするまで、まったく知らなかったけれど、じっくり聴いてみると、今までのエイミー・グラントのどのアルバムより素晴らしい出来栄え。
プロデューサーには、エイミーとは昔からの親交があるブラウン・バニスターと、カントリー界のスーパースターで、現在のエイミーの夫でもあるヴィンス・ギルが参加。もちろんギターとコーラスでも参加している。
クリスマス・シーズンに限らず、心癒される名曲ばかり。
とくにシベリウスの「フィンランディア」の一部をアレンジした「フィールド・オブ・プレンティー/ビー・スティル・マイ・ソウル」
アコースティック・ギターの音色に、心が優しく融けて来て、とても温かい気分に包まれる。
時代の流れにはまったく無縁な、懐かしい土の薫りがするアルバムである。
|
|
|
|