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2004年6月○日
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「ラウンド富士」前日、いつものようにマウンテンランのコース設営の為に十二が岳に登山。
選手たちが迷わないように、登山道のところどころに目印のテープを張ったり、危険な箇所にはロープを掛けて行く。もちろんレースが終了すると同時に、それらはすべて回収するのだが、ご覧のようにこの日は快晴で、富士山の足元には西湖と河口湖が青く拡がり、東には山中湖、西には本栖湖までが見渡せる。
ボクがアドヴェンチャーレースのコースを作っていく上で、もっともこだわるのが、そのコースがいかに「美しいコース」であるか? ということである。もちろんアドヴェンチャーレースなので、技術的、体力的に厳しいのは当然のことだが、ただそれだけじゃ、せっかく大自然を舞台にしているのにもったいない、と思うのだ。
まあそれも晴れればの話だが・・・
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2004年6月○日
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で、レース当日。
この「ラウンド富士」は今年で6回目の開催になるのだが、初めての雨。
噂によると、雑誌「ターザン」の編集長は雨男らしいのだが、それも相当に強力らしく、なんとこの日に関東甲信越は梅雨入り宣言が出された。
あーあ・・・である。
「スローライフ」のコーナーでも触れているが、恒例のフリークライミングのステージをキャンセルして、それでもなんとか無事、レースは終了した。
だがレースがすべて終了し、表彰式を終える頃には雨もすっかり上がって記念撮影。写真に映っているのは、昨年発足した「河口湖マッスルクラブ(通称カワキン)」の面々と、「ラウンド富士」を手伝ってくれたボランティアスタッフの皆さん。
皆さん! 雨の中、ご苦労様でした!
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2004年6月○日
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6月は我が息子たちの誕生月である。
6月初旬に長男が、その1週間後に次男が誕生日を迎えるので、我が軽い財布の中身がますます軽くなる。
しかし中学3年になる長男は、父親からのプレゼントなどまったく期待していないみたいで、彼女の手作りの似顔絵入り! バースデイケーキにご満悦の様子。
クッキーまで焼いてもらって至れり尽くせりである。
次男はその様子を見て「ボクもこんなケーキを焼いてくれる彼女が欲しい!」と羨ましがっていたが、小学6年ではチト早いんじゃないの?
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2004年6月○日
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7月初旬に開催されるアドヴェンチャーレース「ジャングルアイス」の打ち合わせの為に、久しぶりに本栖湖の浩庵荘に顔を出す。
この浩庵荘の若旦那は野遊びの達人で、夏はウィンド、冬はスノボのコーチ、息子にダイヴィングを教えているし、修学旅行生にカヌーまで指導している。
こういう人物こそキャンプ場経営に相応しいと思うが、そのロケーションが本栖湖であれば尚更のこと。まさに趣味と実益を兼ねた羨ましい暮らし。(でもそれなりに苦労もあるんだろうな、きっと・・・)
その浩庵荘の前から見える眺望は、五千円札にも描かれている。
思わず記念撮影をしてしまった。
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「今月のお勧めエクイプメント」
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アイルランドの伝統的な楽器、イーリアン・パイプの前奏が厳かに鳴り響き、温かみのある優しい歌声が静かに始まる。
心が沈んで、精神が疲れた時
悩みがあって、心に重荷を背負った時
僕はここで静かに待っていよう
あなたが来て、そばに座ってくれるまで
あなたがいれば立ち上がれる。高い山にも登っていける
あなたがいれば立ち上がれる。荒れ狂う海も歩いていける
僕は強くなれる。あなたを信じ、頼っていれば
あなたがいれば立ち上がれる…本当の僕より強く
ジョシュ・グローバンの2枚目のアルバム「JOSH GROBAN」に収められている「You raise me up」の歌詞である。
人生、山あり谷あり、陽が射す幸せな山の頂に立つこともあれば、深い哀しみの暗い谷を力なく歩くこともある。
でもどんな時でも愛する人がいて、その大切な人がこの歌詞のように自分を支えてくれるなら、その人の人生はきっと幸せなんだろうな。
いろんな素敵な曲が収められているけれど、この一曲を聴くだけでも価値があります。
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