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2004年8月○日
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元Jリーガーの長谷川健太氏率いる、浜松大学サッカー部のサバイバルキャンプが西湖の湖畔のキャンプ場であった。
氏から「ウチの部員が精神的に強くなれるように鍛えて欲しい」と強い要望を受け、このキャンプが開催されることになったが、現役バリバリのサッカー選手たちを鍛えるために、いったいどんなメニュウを組めばいいのか? 逆にこちらの方が鍛えられるのではないか? なんて不安になったが、その不安は見事に的中。
彼らの体力はまさに驚異的で、山を走らせても、湖を漕がせても平然としている。カヤックレースの罰ゲームで西湖一周10キロを走らせたら、グッショリと濡れたジョギングシューズのまま走って、40分ちょっとのタイムで戻ってくる。それに皆、優れたスポーツマンとあって、アウトドアにおける知識の飲み込みが早い。写真はツーバーナーのポンピングの方法を教えているところだが、ご覧のように覗き込むように熱心に観察して、すぐに正確に覚える。
いやあサスガ・・・恐れ入りました。
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2004年8月○日
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今年の夏休みは、我が「河口湖マッスルクラブ」のメンバーを中心に、多くの来客によって盛り上がった。
いろいろな年代の子どもたちも含め30人近くのゲストが、日替わりで目まぐるしく河口湖の我が家を訪れ、昼間は水遊び、夜は宴会と、笑いの絶えない楽しい時を過ごした。
写真は我が息子が、カヌーやディンギーを保管してある桟橋から湖にダイヴしているところだが、こんな単純な遊びでさえ、多くの子どもたちと一緒に(中には大人も混じっていたが)遊んでいると、楽しさがいつもとはまったく違うようで、湖畔には夕方遅くまで、明るい笑い声がこだましていた。
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2004年8月○日
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こちらは我が娘と小さなゴムボートに乗り込み、モーターボートで引っ張ってもらっているところ。
いつもならウエイクボードを牽いて遊ぶところだが、このボートなら「幼い子ども」も湖での遊びを楽しめると思い、昨秋に海外のアウトドアショップから個人輸入しておいたのだ。
ところが「幼い子ども」だけでなく、こうしていい年をした大人たちも歓声を上げて大喜び。
このように腹ばいになっているせいか、湖面が恐ろしい速さで眼下を過ぎ去って行き、ある意味、ウエイクより迫力を感じる。それとポジションが悪いのか、娘と互いに「肘撃ち」「頭突き」を食らわせ合う。
それでも二人とも大笑いで、夏休みの楽しい一日を、湖で過ごしたのであった。
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2004年8月○日
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「河口湖マッスルクラブ」の一員である通称フレディ君(写真中央の大男)の強いリクエストで、我々が通っているトレーニングジムに一緒に行くことになった。
東京からわざわざやって来て、一緒にジムに行くのもおかしな話だが、遠くはロスから遊びに来て一緒にジムに行った友人もいるし、琵琶湖からやって来た友人もいる。要するに我が友人たちは、筋肉をイジメルことに無常の喜びを感じているのだ。(そういうボクもロスやデンバーで、友人の通っているジムに一緒に行くが・・・)まあ、そういう性格をしているから「河口湖マッスルクラブ」なんて、風変わりな団体を作ったんだけどねえ・・・
でもジムで一緒に汗を流せば、その後の食事やお酒も格段に旨いし、話もおおいに盛り上がる。
アウトドアであれインドアであれ、からだを動かすことはとても気持ちいいのです。
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「今月のお勧めエクイプメント」
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この夏、新たにカヌーを購入した。いやカヌーではなく、厳密に言えばカヤックである。
ここ数年、従来のクローズドデッキのカヤックに加え、オープンデッキのインフレータブル・カヤック「ダッキー」や、今回、紹介するシットオン・トップのカヤックの台頭が目立つ。
これらのカヤックの特徴は、水が浸入して来ても自動排水してくれる「べラーシステム」を搭載していることや、チンした場合にセルフリカバリーが容易なことである。簡単に言うと、従来のクローズドデッキのカヤックではチンした場合、「エスキモーロール」などの高等な技術が必要とされたが、シットオン・トップの場合、それらの技術がなくとも、再乗艇できるという訳である。
特に今回、紹介するカヤックメーカー「オーシャンカヤック」の製品は、カヤックでポイントまで行き、そこでスキュウバー・ダイヴィングを楽しむ、という目的のために作られているので、より再乗艇が容易になっている。
その「オーシャンカヤック」の製品ラインナップの中でも、もっともその形状がシーカヤックに近く、ロングツーリングに適したモデルが「スカッパープロ」。
全長450センチ、幅66,4センチと、「オーシャンカヤック」の製品の中でも、細身で長いのが特徴だ。大型のハッチが前後に2個あることも、このモデルがロングツーリングに相応しいことを示している。重量は25キロと、単独での持ち運びやカートップにも対応しており、従来のシーカヤックと比較して、より手軽に、安全にツーリングが楽しめる設計になっている。
もちろんシットオン・トップなので、楽しめる季節には多少、制限が生じるが、服装の工夫をすればそれもかなり軽減されるだろう。
カヤック初心者の入門艇としても最適な船である。
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