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2011年7月11日アーカイブ

RIMG0029.JPG ワラーチを履いて山を走るというと、必ず受ける質問がある。
 まず小石や小枝などがサンダルの中に入ってこないか? という質問。たしかにそれらは時々侵入する。が、それはトレランシューズを履いていても同じこと。だからトレランシューズの上から短いゲーターを付けて走る人もいるくらい。むしろ、サンダルだと走っているうちに自然と出て行く。たまに手で取ることもあるが、それは靴よりも容易。
 次に、これは山だけではなく舗装路にも共通することだが、鼻緒の部分が痛くならないか? という質問だ。これが不思議と痛くならない。何故? と質問されても確かな答えがないのだが、これまで一度も鼻緒擦れしたことがない。そこはビーサンなどと大きく違うところだ。推察だが、ワラーチの場合、紐を使うということと、その紐を通す位置が自分の足型に合っている、ということが大きな要因ではないか。なにしろ鼻緒の部分が痛くなったことはない。
 で、次の質問はワラーチでの走りをある程度、経験がある人からの質問なのだが、ワラーチで山の急斜面を下れるか? という質問である。
 
  これはこの動画を観て欲しいのだが、靴以上に早く下れるとは言わないが、それと同等、あるいはその箇所によっては少しスピードダウンすれば、ほとんど問題なく下れる。問題は下っている時に、ワラーチが濡れること。
 自分の汗、朝露、雨...いろいろな要因でワラーチが濡れる。そうするとワラーチ上で足が滑る。で、下っていると鼻緒に体重が掛かる。そういう状況の対処法としては、靴下を履けば解決できる。爪先がカニ状になっている軍足ソックスが望ましい。ただし、ダメージが激しいので高価なソックスは避けるべき。一足、150円くらいのソックスで対応すべし。
 ということでワラーチのフィールドでの可能性はかなり高いのだ。





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    木村東吉
    1958 年大阪生まれ。
    20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
    現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
    また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。

    詳しいプロフィールはこちら

    木村東吉公式サイト「グレートアウトドア」

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