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2011年9月アーカイブ

テーピングは一種の流行か?

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 「信越五岳トレイルランニング」

 斑尾山をスタートして黒姫などの信越の山々を超え、110キロもの距離を走りきるハードなトレラン・レースだが、友人は20時間近くかけて見事に走りきった。

 朝5時半にスタートして、ボクがペーサーを務める第5エイドステーションまでは66キロ。ここは第三関門となっており、ここを18時に通過しないと失格。友人はギリギリの17時半には第5エイドステーションに戻って来ると言ってスタートしたが、結果的には一時間以上も早く到着。汗と泥まみれのシャツを着替え、飲み物、食べ物をゆっくりと補給して、16時半に一緒にスタート。それから9時間近くかかって、夜中の1時20分にゴールした。

 実は友人と言ってもボクより9歳上の61歳の先輩。これまでの最高距離は50キロレース。正直に言って完走できるかどうか、ボクもとても不安だった。が、立派に走りきり、大きな感動を与えてくれたのだった。

 さてそんなレースの中、目立ったのが選手のテーピングの多さ。最近、アスリートの間で話題になっているテープで、5人のうち4人は膝やその他の場所にこのテーピングを施している。痛み止めなのか怪我防止なのか、理由はそれぞれだとは思うが、その姿が見ていて痛々しい。

 ボクも友人も普段からワラーチでトレーニングをしているので、このようなテープは無縁だし、レース後にもまったく筋肉痛も感じない。人が持つ本来の強さを引き出した結果である。

 確かに110キロもの距離を走り切るのは大変なことだとは思うが、そのほとんどの選手がテーピングだらけというのも些かおかしな状況。

 そんな中、例の「ボーン・トゥ・ラン」の主要登場人物であり、今回のゲストランナーであるジェン・シェルトン選手の水着に近いスマートなウエア。片手にウォーターボトルだけを握り、颯爽と110キロを走りきり、昨年の女子のタイムを1時間も短縮してあっさりと優勝。

 テーピングなどでゴテゴテとした姿で走る日本人選手と、対照的な野生的な美しい姿を見せつけたのである。

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ペーサーはすでに始まっている3

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 今週末に「信越五岳トレイルランニング」というレースが開催される。

 で、キャンプしながら試走しようということになった。

 だが無事に試走を終えて、今回の旅でもっとも辛いことが待っていた。スタート地点の乙見湖に車を取りに行ったのだが、その山道が深い霧と小雨でとても危険な状態だったのだ。もう時速30キロほどで走っていても、崖に飛び出してしまいそうになることが幾度も。恐怖の往復2時間のドライブとなったのであった。

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 で、翌日は疲れも取れて1時間ほどのランニングをこなし、のんびりと朝食。最近は自家製ワラーチ作りに夢中になっているが、実はその前は自家製アルコール・ストーブ作りに夢中になっていた。友人も夢中になっていた時期があり、今回のキャンプでは友人はそのストーブを持参。実用的な部分ではあまり出番がないなあ...なんて思っていたら、ホットサンドを作るのに最高の熱源と分かった。自作のストーブで綺麗なきつね色に焼けたホットサンドを前にご満悦の友人。和やかな朝食タイムとなったのである。

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 で、いよいよキャンプ場も撤収。

 初日、もっとも年少でありながら、生意気にももっとも遅れて合流して、なんの準備も手伝わなかった友人(女性)にすべての荷物をリヤカーで牽かせて駐車場まで運ばせて、みんなハッピー、楽しい五岳試走の旅は終了したのである。

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ペーサーはすでに始まっている2

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 今週末に「信越五岳トレイルランニング」というレースが開催される。

 で、キャンプしながら試走しようということになった。

 試走する区間は我々がペーサーを務める44キロ区間で、出発は乙見湖、ゴールは飯綱高原スキー場である。

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 途中、1700メートルを超える瑪瑙山を超えなければならず、それ以外にもかなりのアップダウンが続く。トレイルランニングだからそれも当然なのだが、ほぼ同じ距離を走るフルマラソンよりハードである。が、逆に走力を温存するために、全体的なペースはゆっくりで、我々も当初は6時間以上かけて44キロを走ろうと計画を立てた。

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 コースの途中には戸隠神社の参道を通ることろや、小さな清流が心癒す静かな森などが随所にあり、さすがに石川弘樹が考案したコースだけのことはある。アウトドアのフィールドを使ったレースは、そのコース上の景観を楽しめなければならない。そのことを彼も十分に理解しているのだ。

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 さて友人が不遜にも足を上げ、その足を苦々しくボクは睨みつけている写真があるが、これは「足神さん」と言って、鬼女「お万」と呼ばれ、七十人力の力持ちで大変な乱暴者だった女性を祀ってあるところだ。お万は足腰が丈夫で一夜に三十里を走り、山を越えた遠くの村々まで出かけては略奪の限りを尽くしと言われている。その後、自らの罪を悔いて、戸隠勧修院の寛明という僧を頼り、六尺余りあったという髪を落として尼になった後に自ら喉を突いて自害。寛明は、その最期を憐れみ、お万の亡骸を丁寧に葬ったといわれる場所である。
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 地元の人はお万の健脚にあやかって、子供たちの足が丈夫になるようまた自らの健脚を祈って、今でもワラジを奉納しているが、友人もその御利益の恩恵を受けようと足を上げているのである。が、曲がりなりにも神の向かって足を向けるとは・・・なんて思うことがジェネレーション・ギャップか、と思っていたら、なんとボクと年齢の変わらないアシスタントまで足を向けた。

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 あーあ。

 とまあ、あれこれ撮影、コースチェック、軽い休憩などを入れながら、結局は8時間でゴール。レース当日もこのくらいののんびりスピードでもいいかもね...と試走を終えたのであった。

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ペーサーはすでに始まっている

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 今週末に「信越五岳トレイルランニング・レース」というレースが開催される。

 そのレースは長野、新潟方面の山々を走るレースで距離は110キロ。正直に言うとそのようなレースにはあまり興味がないのだが、主催しているのが石川弘樹だし、世話になっている友人が出場することになっているので、ボクとアシスタントが友人のペーサーを務めることになった。

 ペーサーとは110キロのうち、後半の44キロ区間を選手と一緒に走り、飲水や食料、その他諸々の世話をしながら伴走し、選手のモチベーションを保つのが役割だ。

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 で、先日、実際にその44キロ区間を4人で試走に行った。

 宿泊地はレース本番のゴール地点の近くにある飯綱高原キャンプ場で、キャンプサイトの脇には大座法師池という小さな池があり、キャンプサイトには車の乗入れが禁止されている。だからキャンパーは車を駐車場に置いて、ご覧のようにリアカーで荷物を運ばなければならない。

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 試走前日の夕刻に直接キャンプ場で待ち合わせたが、時間通りに行ったのはボクとアシスタントのみ。結局、二人だけで設営準備をすることになった。

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 で、1時間ほど遅れて一人の友人が到着して、テントの設営等すべて終わってしまって、まったくやることがないので、カッコだけでリヤカーを牽いているところもパチリ。そんなことを今更してもなにもならないよ...と思いつつも、まあ誠意だけは感じて笑顔で撮影。

 が、友人の一人は寝袋を忘れ、もう一人は食器等を忘れる始末。

 今回のペーサー役は、試走段階から始まっているのである。

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感じる?

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 先週は取材撮影の毎日が続いた。

 毎朝、3時半(朝というより夜中)に起床。撮影スタッフと集合場所で夜明けを待つ。普段でも毎朝、5時45分から走っているが、夜明け前から静かに空を眺めていると、刻一刻と変化を続ける自然の美しさに、目も心も奪われる。

 ご覧の写真は御坂山塊「十二ヶ岳」の登山道の途中にあるシラビソ林で、この登山道の中でもボクのお気に入りの場所である。

 実はボクが本格的に登山を始めたのは、この十二ヶ岳登山がきっかけで、今から20年ほど前のことだ。西湖の湖畔でオートキャンプをしている時に、ふとしたことがきっかけでこの山に登った。

 山に関するなんの情報もなく、Tシャツに短パン、持っているモノは500㏄の水一本。8月の暑い盛りで、喉の渇きに耐えながら頂上を目指した記憶が今でも鮮明に残っている。

 そして中腹にあるこのシラビソ林で、心癒されたのである。 

 最近、「パワースポット」というのがブームのようで、全国各地にそのような場所があると言われているが、確かに「パワースポット」は存在すると思う。だがそれは、己の肉体を限界までに酷使して、精神が研ぎ澄まされた時に感じるモノであって、決して観光バスから降りて、缶ビール片手に感じるモノではないと思う。

 山々を走っている時に、ふと特別な存在を感じる時、強くそのように思うのである。





とりあえずビール

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 昨日、「類は友を呼ぶ」というタイトルでこのブログを書いた。

 長野県駒ヶ根にある「ファイヤーサイド」では薪ストーブの「バーモント・キャスティングス」を始めとして、世界中からいろいろなモノを輸入販売しているが、それらは社長のポール・キャスナー氏が独特のこだわりで選んだ商品ばかりだ。

 ポール社長のこだわりは扱う商品だけではなく、日常に於ける遊び、食、音楽など、一環した哲学の元に構成されている。

 写真はそんなポール社長が「ファイヤーサイド」創立25周年を記念して作った手作りビール。日本人は飲み屋に行くと「とりあえずビールを」と注文するが、それをそのまま銘柄にしたユーモア溢れるビールだ。

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 先日の取材撮影の際に、このビールをお土産に置いて行ってくれて、昨夜、飲んでみた。実はボクはあまりビールは飲まない方で、その味もよく判らない。だがペールエール・ビールは大好きで、特にカリフォルニア産の「シェラネヴァダ・ペールエール」が好きだ。国産モノでも軽井沢が産地の「ヨナヨナ・ペールエール」も好きだが、ポール社長自作の「とりあえずビール」も、それらのエールビールに勝るとも劣らない味わい。

 ポール社長とは一度もビールについて話したことがないのだけれど、好みの共通点を深く感じたのであった。






類は友を呼ぶ 河口湖編

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 実は今回、「バーモント・キャスティングス」の総代理店である「ファイヤーサイド」の社長、ポール・キャスナー氏自ら薪ストーブを設置してくれたのには訳がある。

 全国のアウトドア・ショップに配布する「Liart」というフリーペーパーがあるが、その初冬号にボクが出演することになっており、ポール社長とはその紙面で対談することになっていたのだ。そこで薪ストーブを使って互いの自慢料理を披露しようということになった。

 今年の冬に長野の駒ヶ根にある「ファイヤーサイド」を訪ね、知人からポール社長を紹介されて、たちまち意気投合して盛り上がったのだが、今回の対談でも、わざわざ「〇〇について話して下さい」との指示を待たずに、ストーブの設置から火入れ、さらにはストーブを使っての調理に至まで、まるで古い友人が遊びに来てくれたみたいに、互いに自然に振る舞っていたのであった。

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 「バーモント・キャスティングス」の薪ストーブを使ってどんな料理を作り、どんな会話で盛り上がったのか? それは11月初旬には主要アウトドア・ショップに配布される「Liart」紙上でご高覧いただきたいのだが、この日は取材撮影ということを忘れてしまうほど、ボクも夏のひとときのストーブ・ライフを楽しんだのであった。

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冬が待ち遠しい

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 16年間愛用してきた薪ストーブを替えることになった。

 新しい薪ストーブは「バーモント・キャスティングス」で、機種は「イントレピッドⅡ」。小型ながら部屋を素早く暖め、調理もできるという優れもの。なによりもお気に入りはこの色。「赤」と簡単に表現できないほど深い光沢のある色で、美しく施されたレリーフと共に、インテリアとしても美しい薪ストーブである。

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 この日は「バーモント・キャスティングス」の日本総代理店の社長であるポール・キャスナー氏自らストーブを搬入、設置してくれ、ボクもそれを一緒に手伝った。

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 古いストーブも新しいストーブも、ともに鋳鉄なのでとても重いが、なんとか人力だけで運び入れたのであった。

 実は「イントレピットⅡ」より大型の「アンコール」を設置したかったのだが、我が家の煙突の位置の関係でこの「イントレピットⅡ」という選択になった。が、煙突工事不要で入れ替えることができたので、設置時間はわずか1時間ほど。

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 あっという間に我が家のリビングの雰囲気がガラリと変わったのである。

 もちろんまだまだ薪ストーブを炊くには早いが、嬉しくて早速、火を入れたのであった。

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    木村東吉
    1958 年大阪生まれ。
    20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
    現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
    また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。

    詳しいプロフィールはこちら

    木村東吉公式サイト「グレートアウトドア」

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