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旅の第一印象 旅先で走ることの意味

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 ボクが大阪に住んでいた頃から芦屋は高級住宅街として有名だったが、地元の人間に言わせると、もっとも山の手側の阪急沿線付近の芦屋は上品な雰囲気が漂うが、もっとも海側の阪神沿線周辺はその風情はないらしい。
 だが久しぶりに芦屋を訪れ、そこをジョギングしてみると、今では阪神沿線よりさらに海側の開発が進み、そこはヨットハーバーがあり、ボートハウスが建ち並ぶ、海外の海辺の町のような素敵な雰囲気を醸し出している。


R0014684.JPG まあもっとも交通量の多い国道43号線や、阪神、名神高速の近所を走る訳だから、決して澄んだ空気の中のジョギングではないのだが、そういう意味に於いては皇居ランも事情は同じである。


R0014659.JPG よくジョギングをしない人が、皇居を走る人を見て「あんな空気の悪いところを走っても、からだにいい訳ない!」なんてことを口にするが、「走る」という行為は、決してからだのみではなく、精神の浄化や脳内の刺激にも繋がるので、どこで走っても無駄ではない。
 空気が悪い云々の前に、そこを走り、人力の早さと目線で町を移動すれば、素敵な側面をいくらでも発見できるのだ。

R0014655.JPG

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    木村東吉
    1958 年大阪生まれ。
    20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
    現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
    また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。

    詳しいプロフィールはこちら

    木村東吉公式サイト「グレートアウトドア」

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