モンスターカレンダー

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結果はどうであれ

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 4月4日にこのブログを更新して以来、今日、22日までブログを更新していなかった。もちろん毎日のようにツイッターで呟いているし、もうひとつの旅ブログ「GreatEscape」は更新していたが、こちらはホントに久しぶり。
 で、その間に、テラス製作も完成したのだ。
 仕事の合間を縫って約3週間。解体した時には途方もない作業に思えたが、終わってみればとても楽しい作業であった。
 河口湖に暮らし始めて16年になるが、それまでの都市生活と比較して、日々の作業がとても多くなったが、中でも大工仕事はもっとも楽しい。
 もちろん長いスタンスで育てるガーデニングもそれなりに楽しいが、日々、進捗状況が劇的に変化するDIYはヤリ甲斐を感じる。
 モデル時代、雑誌やテレビの撮影よりファッションショーなどのイベントが好きだった。雑誌やテレビは撮影してからそれが世に出るまでにタイムラグがある。それらが露出する頃にはすでに他の仕事が始まってしまっている。さらにその手応えはもっと先のことになる。だがイベントはその瞬間、他のモデル仲間や演出の人々と一体になれる充実感に包まれる。だから今でもアウトドア・イベントやトークショーなどが好きだ。
 つまりこういうことだと思う。
 ガーデニングは種を撒く、あるいは植樹してから花や実を付けるまでに、時間という経過と、土、水、太陽、湿度など、様々な不確定要素が加わり、それが結果となって現れる。が、大工仕事は違う。自分の技術や知識がそのまま反映され、不確定要素は一切なし。
 雑誌やテレビの仕事の場合、自分がいくら努力しても、それを編集したり、写真のセレクトによって、良くも悪くも、自分の予想とはかけ離れた結果となる場合もある。ところがライブのショーの反応はレスポンスが素早いし、その瞬間、誤魔化せない素の自分が曝け出される。
 「モデルという都会的な仕事をされてて、こういう暮らしを選ばれることに抵抗はなかったですか?」
 我々の暮らしを取材に来られる方々から幾度となくされる質問だが、どういう暮らしをしていても、自分の中のコアな部分はなんら変わっていない気がする。
 どんな暮らしをしていても、己の真価が試される一瞬の輝きの積み重ねが好きなのだ。
 その結果がどうであっても、だ。
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 昔、建設中の様子をドゥーパ!で拝見していた素敵なお宅を一度拝見してみたいです。


 念願のコールマンのカナディアン(13フィートですが)を中古で手に入れたので、いつか憧れの河口湖でパドルを漕いでみたいと妄想しています。


 FJクルーザー、リトルガイ、どれも憧れます。


 今後のブログがますます楽しみです!


 

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    木村東吉
    1958 年大阪生まれ。
    20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
    現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
    また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。

    詳しいプロフィールはこちら

    木村東吉公式サイト「グレートアウトドア」

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